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凡人ほど論理的にものを考えるべき

天才とは感覚的に正解を導き出せる人間のことです。

かの数学の天才ラマヌジャンは、自らが編み出した公式の中には証明できないものもあり、後世において初めて証明されたという逸話があります。

何故それが成り立つのか本人にも分からないが、正しいという事はわかる。

正に感覚的に正解を導き出していたと言えるでしょう。

 

我々の多くは凡人です。

東進衛星予備校米子東校では、毎年多くの難関大合格者を輩出してきましたが、優秀な彼らもまた凡人でした。

彼らは感覚的なひらめきや、突飛な発想などは持ち合わせず、ただただ論理を積み重ねることで理解を深め、志望校に合格していきました。

時に論理的な思考というのは賢さの象徴のように語られますが、私は凡人の象徴だと思っています。

凡人が感覚に頼って正解を探したところで、高確率で間違いを引き当てるに決まっています。

だから、感覚で正解を導き出せない凡人こそ、論理によって正解を探るべきなのです。

もちろん、その論理性や理解を深めるためには途方もない努力が必要となります。

一朝一夕で身につくものではありませんし、勉強だけをしていてもダメな時もあります。

ただ、それでもあきらめずに論理を追い求め続けた子たちだけが、志望校合格という栄冠を勝ち取ってきたのです。

 

 少なくとも、東進に通っていただいている生徒の皆さんには、あらゆる事象に対して「なぜ」を大切にしてもらいたいと思っています。

「なぜ」を突き詰めた先に、論理的思考力の向上と学力の向上が待っているのです。